タロット7「戦車」の意味や読み方の解説
基本情報
- 数字:7(探求、分析、研究、内省、真理、精神性)
- エレメント:水(感情、内面の動機、意思の方向づけ)
- 占星術:蟹座(守る、育てる、絆、所属意識、仲間を大切にする、感情をエネルギーに変えて突き進む力。)
ポジティブなキーワード
- 勝利・成功
- 意志の強さ
- 前進・突破
- 集中力
- 自己コントロール
- 目標達成
- 積極的行動
- 挑戦・冒険
- 情熱と推進力
- 使命感
ネガティブなキーワード
- 暴走・強引さ
- 感情的になりすぎる
- 焦り・空回り
- 衝突・対立
- コントロールの喪失
- 疲弊・過労
- 自信過剰
- 勝敗への執着
- 柔軟性の欠如
- 内面とのズレ
タロット7戦車が読めない・読みづらいという方向け解決策
数秘の「7」のイメージで読む。
意外かもしれませんが、実は戦車の数字は7です。
そして数秘において7は「探求・分析・研究・集中・内なる真理」を象徴する数字です。
このキーワードはどちらかといえば隠者っぽいワードであり、戦車っぽくはありません。
ではこれをどう解釈すればいいでしょうか?
これは「優れた軍略家は事前準備に時間をかける」という話を知るとイメージしやすいかもしれません。
ドリフターズという漫画で織田信長はこう言いました。
合戦そのものはそれまで積んだ事の帰結よ。
合戦に到るまで何をするかが俺は戦だと思っとる。

孫子の兵法でもこんな言葉があります。
「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」
「算」とは、事前の計算や論理的行動計画のことです。
つまり、「事前にしっかりと準備を行った方が、勝つ確率は高くなる。」という意味です。
これ自体は戦いのやり方を書いたものですが、同じことは他のジャンルでもなんでも同じです。
会社経営でも、うまくいく人はかなり細かく事業計画を建てています。
うまくいかない人は、そもそも計画を立てることが大事ということすら知らず、アイデア一発で勝負しようとします。
格闘技やスポーツなどでも、近年は事前に対戦相手の動きを研究し、そこに対策練習を行うことが当たり前です。
戦車のカードが7番なのは、おそらくそういうところが反映されているのではないでしょうか。
このカードでは勢いよく進んでいる姿だけが描かれていますが、そんなふうに進めるようになるには、その手前で綿密に計画を建てている。しっかりと計画を建てている。
だから、もしこのカードがアドバイスなどに出たのであれば、「のちのち機が来たときに一気に進み出せるように、今は数字7のように綿密な計画と探究を行うべし」というメッセージなのかもしれません。
仕事の相談であればわかりやすいですね、しっかり計画を建てましょうということです。
恋愛の相談の場合は、「相手が何が好きかしっかりリサーチしてみるといい」「すると後々いっきに前進できる」なんて読み方ができるかもしれません。
相談者の「蟹座」が強まっていると読む。
戦車のカードは占星術で蟹座に対応します。
蟹座は「守る」「育てる」「家族や居場所を大切にする」サイン。
つまり戦車のカードは、決して「戦いが好きだから戦っている」というわけではありません。
どちらかといえば「守るため」に戦っています。
一見感情的に見えても、その根底には“守るために進む”という強い意志があります。
例えば
「これから起業しようと思ってるけどうまくいきますか?」
という質問に戦車が出たのであればその答えはこうなります。
「今はまだイメージができないかもしれませんが、あなたは途中で【自分が本当に守りたいものはなんなのか】がわかるでしょう」
「その瞬間、あなたの道が一気に開けます」
「もうあなたを止めるものは何もないという状態になり、その起業は成功するでしょう」
チャリオットのイメージから広げる
このカードでいう戦車とは、現代人が想像するようなタンクではなく、チャリオットのほうです!
タンクとは、キャタピラがついてて砲台がついてる現代兵器です。
チャリオットは、馬に牽引させる乗り物のほうです。
このカードが示す戦車はチャリオットのほうです。
チャリオットは馬で牽引する乗り物なので、これは「前進すること」しかできません。
この乗り物に「バック(後退する)」という選択肢はないのです。
そもそもそんなことができる機能がないのです。
ですのでこのカードが人物像として出たのであれば、とにかく前に進むことしか頭にないような、そんな漫画に出てきそうなくらいに「前のめり」な人物なのだと考えられます🏃♀️
このカードが悪い意味で出たときは、戦車の力が高まりすぎて、ブレーキが効かない暴走状態にあることを意味していると考えれば想像しやすいです。
恋愛運で占っているなら、「押しが強すぎ」「ぐいぐい迫りすぎ」「自分のペースを相手に押し付けてしまっている」などが考えられるかもしれません。
仕事運で占っているなら、一人で爆走してしまい、仲間や部下とのコミュニケーションがとれていない、みんなを置き去りにしてしまっているなどが考えられます!
いちど立ち止まって、自分の周囲にみんながついてきてこれているかを確認するといいかもしれません。
チャリオットを比喩的に捉える
チャリオットを前に進めるためには、馬をコントロールする必要があります。
人間もこれと同じで、前に進むためには「自分」をコントロールする必要があります。
戦車のカードでは二頭のスフィンクスが車両を牽引していますが、この二頭はそれぞれ「知性と本能」を意味するといわれています。
人間が前に進めるときって、まさにこの二つを上手に操れてるときなんですよね。
どれだけやる気があっても、知性がないとそれを実現するための具体的な計画を立てることができません。
本能的なレベルの衝動がないと、どれだけ具体的な計画をたてたとしてもそれを実行しようと意欲できません。
だからこの二つはどちらもバランスよく走らせることが大事です。
どちらかだけに偏れば、いつしか人は動けなくなります。
私たち人間は、時に「自分以外の何か」に動かされていると感じるときがあります。
例えば、目の前に「困っている人」を見つけたとき、頭で考えるより先に、体が動いていたということがあります。
その逆に頭ではダイエットしようと思っていたのに、気づけばお菓子を食べてしまったり。
恋に落ちたときの自分は、あとで冷静になった自分からすると、意味不明で非合理な行動をとっていることが多いものです。
こんなふうに、我々の中には、確かに「何か」がいます。
自分の中に、自分以外の「何か」が。
では想像してみてください。
もし「自分の中の何か」が向かおうとする方角と、頭の「自分自身」が向かおうとする方角が一致したら、どうなるでしょうか?
そのときのあなたは、きっとどこまでも前進し、どこまでも突き進むことができるはずです。
スポーツなどの経験がある人は、「ゾーンに入る」という感覚を知っているかと思います。
人は集中力が最強に研ぎ澄まされると、思考するより先に、的確な行動を行い、無意識が全て最善の選択をできるような状態になることがあります。
意識と無意識が完全に統合されたとき、その人を止めるものはもやはないのです。
もしかしたらこのカードが出たとき、あなたはゾーンに入るのかもしれません。
まとめ:戦車のカードが教えてくれること
戦車は「意志を力に変える」カードです。
不安や迷いを抱えながらも、心の奥底では“進む”と決めている。
その決意こそがエネルギーを呼び込み、現実を動かしていきます。
このカードが出たとき、問われているのは「何のために戦うのか」。
勝利そのものよりも、“自分の信じる目的のために突き進む”ことが大切です。
戦車はこう語ります。
「覚悟があるなら、恐れず進め。あなたの意志が道を創る。」

