前提
全ての小アルカナは「エレメント+数字」という二つの組み合わせでできている
タロットの小アルカナは、「ワンド(火)」「カップ(水)」「ソード(風)」「ペンタクル(土)」の4つのエレメント(元素)で構成されています。
さらにそれぞれのスートは「1〜10の数字」と「4枚のコートカード(ペイジ・ナイト・クイーン・キング)」で構成され、
エレメントが象徴する性質と、数字が示す段階的な流れを組み合わせて意味を読み解きます。
コートカードは「エレメント+エレメント」という組み合わせでできている
コートカード(人物カード)は、スートのエレメントに加えて、その人物自身のエレメントが掛け合わさります。
たとえば「カップのナイト」は「水(カップ)×風(ナイト)」=感情と情熱を融合させたロマンチスト。
一方「カップのクイーン」は「水(カップ)×水(クイーン)」=感情の深みと共感力を極めた癒しの存在を表します。
タロット「カップ」の意味解説
カップは「水」のエレメントに属し、感情・愛情・共感・心のつながりを象徴します。
恋愛や人間関係、内面の感情変化などを読み解くときに中心となるスートです。
カップのエース

エレメント:水
数字:1
対応サイン:水のエレメント全般(蟹座・蠍座・魚座)
時期:夏と結び付けられる(特定の期間なし)
キーワード:愛の始まり、共感、感情の解放、癒し
→ 新しい感情が湧き上がる。心が満たされ、人や世界とつながる喜びを感じる時。
カップの2

エレメント:水
数字:2
対応サイン:蟹座 第1デカン
時期:6月21日〜7月1日
キーワード:恋愛、パートナーシップ、絆、相互理解
→ 心が通い合う瞬間。信頼と調和が芽生える人間関係の始まり。
カップの3

エレメント:水
数字:3
対応サイン:蟹座 第2デカン
時期:7月2日〜7月11日
キーワード:友情、祝福、喜びの共有、社交
→ 仲間との絆が深まり、喜びを分かち合う時。ポジティブな社交関係の象徴。
カップの4

エレメント:水
数字:4
対応サイン:蟹座 第3デカン
時期:7月12日〜7月22日
キーワード:倦怠、停滞、内省、感情の整理
→ 現状に満足できず、心が閉じている状態。内なる欲求を再確認するタイミング。
カップの5

エレメント:水
数字:5
対応サイン:蠍座 第1デカン
時期:10月23日〜11月1日
キーワード:喪失、悲しみ、後悔、未練
→ 過去への執着や失望を手放す時。失ったものの中に残る価値に気づくことが鍵。
カップの6

エレメント:水
数字:6
対応サイン:蠍座 第2デカン
時期:11月2日〜11月11日
キーワード:思い出、純粋さ、過去からの贈り物、懐かしさ
→ 無邪気な感情や過去の良い思い出に触れる。過去の再会を示すことも。
カップの7

エレメント:水
数字:7
対応サイン:蠍座 第3デカン
時期:11月12日〜11月21日
キーワード:幻想、迷い、選択、現実逃避
→ 選択肢が多く、夢や妄想に溺れやすい時。真に望むものを見極める必要がある。
カップの8

エレメント:水
数字:8
対応サイン:魚座 第1デカン
時期:2月19日〜2月28日
キーワード:旅立ち、手放し、精神的成長、離別
→ 満たされていたものをあえて離れ、より深い自己成長を求める時期。
カップの9

エレメント:水
数字:9
対応サイン:魚座 第2デカン
時期:3月1日〜3月10日
キーワード:願望成就、満足、幸福、心の安定
→ 願いが叶い、心が満たされる。感謝と幸福感に包まれる瞬間。
カップの10

エレメント:水
数字:10
対応サイン:魚座 第3デカン
時期:3月11日〜3月20日
キーワード:家族の幸福、愛の完成、感情の安定
→ 愛情関係の最終到達点。家族・仲間との深い信頼と安心感を得る。
カップのペイジ(orプリンセス)

エレメント:水(カップ)+土(ペイジ)
対応サイン:なし
時期:夏と結び付けられる(特定の期間なし)
キーワード:感受性、直感、想像力、純粋な愛情
→ 感情を学ぶ若者。素直で優しい心を持ち、夢やロマンに惹かれる。
カップのナイト(orプリンス)

エレメント:水(カップ)+風(ナイト)
対応サイン:水瓶座20°~魚座20°
時期:2月9日〜3月10日
キーワード:愛の表現、ロマンチスト、理想追求、優しさ
→ 愛を届けるメッセンジャー。感情を行動に変える情熱的な姿勢。
カップのクイーン

エレメント:水(カップ)+水(クイーン)
対応サイン:双子座20°~蟹座20°
時期:6月11日〜7月11日
キーワード:共感、癒し、優しさ、直感的理解
→ 感情の深みを理解し、他者を受け入れる母性的存在。人の心を癒すヒーラー。
カップのキング(orナイト)

エレメント:水(カップ)+火(キング)
対応サイン:天秤座20°~蠍座20°
時期:10月13日〜11月12日
キーワード:感情の成熟、包容力、安定した愛、心理的洞察
→ 感情を制御しながらも深い愛を持つ人物。冷静な判断と優しさの両立。
まとめ
カップの流れは「感情の芽生えから愛の成熟」までを描いています。
純粋な感情(エース)から始まり、他者との関係(2〜4)、感情の試練(5〜7)を経て、
精神的な癒しと満たされた愛(8〜10)へと至る。
それは「心の旅」を象徴するスートです。

